サメの事件簿
日本の沿岸で発生したサメ類の事件をレポート! |
* ホホジロザメ、イタチザメ、オオメジロザメ、シュモクザメの詳細については、当サイト「日本近海のサメ」で書いています。
* 全ての画像は本文とは無関係です。 |
1985年5月30〜31日、北海道沖
体長5.2m及び体長5.8mの雌のホホジロザメが捕獲されており、この5.8mの個体が日本で捕獲されたホホジロザメの最大記録とされる。
1991年3月12日、福岡県北九州市
体長8.3mのウバザメが捕獲されており、この個体は「いのちのたび博物館」で標本として展示されている。
1999年7月9日、山口県光市室積
海水浴場に体長約5.3mのホホジロザメが出現、漁協によって捕獲されている。
この個体の顎骨は標本にされているが、高さ約0.8m、幅約0.7mという巨大なものだ。
2001年2月10日、神奈川県真鶴町
烏帽子漁場沖で体長約5mのホホジロザメが目撃されている。
2001年8月5日、鳥取市
白兎海水浴場にシュモクザメなど20匹ものサメが沖合に現れ、海水浴客1000人が避難。
5m級のサメも確認されており、ホホジロザメだとみられている。
参考「シュモクザメ」
分類:メジロザメ目>シュモクザメ科>インドシュモクザメ属、シュモクザメ属
シュモクザメ科に分類される2属9種の総称であり、左の画像のように集団化する事が知られている。 |
| 画像: シュモクザメ 「Free wildlife pictures」様 |
2003年4月28日、山口県宇部市
西岐波の沖合で体長約9m、体重約6tのウバザメが混穫されている。
2004年7月15日、和歌山県すさみ町沖
遊漁船に体長3.3m、体重350kgものアオザメが飛び込んで来るという事件が発生。
暴れたサメの尾ビレが釣りをしていた男性に当たり、胸の骨などを折る重症を負われています。
遊漁船の規模は7.3t 、長さ約12m、巾3m。
船長は「50年以上の漁師生活で初めての事」であり、「衝撃がすごかった」と話されていますが、船の規模(1〜5t 未満)によっては海難事故にもつながる危険なケースだったと思われる。
2005年10月22日、沖縄県宮古島市城辺
沖合いでモリ突き漁をしていた男性が左肩を3針縫うケガを負っており、体長約1.5mのネムリブカに咬まれたとみられている。
参考「ネムリブカ」
分類:メジロザメ目>メジロザメ科>ネムリブカ属
体長:1.6m前後
名前通り、岩の割れ目などで昼寝をするおとなしいサメで、「通常は人を襲う事はない」とされている。 |
2005年10月26日、神奈川県川崎市
千鳥運河で発見されたホホジロザメの死骸は体長4.8m。雄のホホジロザメとしては世界最大級となる。
参考「雄のホホジロザメとしては世界最大級・・・」
「体長4.8mが雄の世界最大級?」というように思ってしまう人も少なくないだろうが、ホホジロザメは雄よりも雌の方が大きくなる。
平均的な雌が12〜14年で成熟し、体長4〜5mに達すると考えられる事に対して、雄は9〜10年で成熟し、体長3.5〜4.1m程度であろうと考えられており、その事から川崎市で発見されたホホジロザメの死骸は「雄」と確認された中では世界最大級という事になる。 |
2007年4月15日、山口県下関市
豊浦町沖の定置網で体長約3mのオオメジロザメが混穫された。
オオメジロザメは熱帯〜温帯の海域、河口域、淡水域に分布する広塩性のサメであり、日本では沖縄近海にのみ分布するとされる。
2007年4月24日、茨城県日立市
会瀬町の沖合い約4kmの定置網で体長約9m、体重4.6kgの雄のウバザメが混獲され、会瀬漁港に水揚げされた。
この個体は標本にされて、「アクアワールド・大洗」で展示される予定。
2007年8月1日、福岡県古賀市〜新宮町
沖合約5〜200mで数百匹にも及ぶシュモクザメやアカエイが目撃されている。
シュモクザメは人を襲う事があり、アカエイは尾のつけにの先に毒針を持っており、どちらも人を死に至らす事がある。
2007年8月5日、静岡県伊東市
宇佐美海水浴場の沖合約20mで体長約3.5mのシュモクザメが捕獲されている。
この付近では4日午前よりサメの目撃情報が寄せられており、地元の漁船11隻で捕獲作業をはじめていた。
日本ではホホジロザメ、イタチザメ、オオメジロザメ、シュモクザメなどの咬傷によって漁業ダイバーやレジャー客などが亡くなられている。
「サメ類の咬傷による死亡事件は極めて稀な例である」として、その発生率の低さ(数年に1件といわれる)を示す解説もあるが、額面通りに受けとめる事は危険なようにも思える。
「サメの世界」様を参考にさせて頂くと、日本では1930〜1997年の間に27人の方がサメの咬傷によって亡くなっているとの事だが、その統計の中にはニュースや新聞報道などで知る事件が加えられていない可能性もあると推測されている。
また、管理人(私)が知る限りでの1998年以降の事件を加えてみると、2007年9月現在では少なくとも30人前後の方が亡くなられていると推測する事もできるので、サメの咬傷による死亡事故の発生件数自体は決して低い数字ではない。
しかしながら、無差別とも思えるサメ類の駆除にも反対だ。
サメ類は海洋の食物連鎖の頂点に立つ生物のひとつであり、サメ類が絶滅すれば生態系の崩壊はまぬがれないように思える。
では、どうすればいいのか?
極論をすれば海に入らなければいいのだが、漁業ダイバーの人達には不可能な話だし、管理人が立ち入れるような領域ではないのでスルーさせてもらうとして、話をレジャー客に絞りたい。
しかしながら、海から遠く離れた京都市内で暮らし、ダイバーでもサーファーでもない管理人が書ける事は「海水浴場以外では泳がない!」という誰もが知る一言に終わってしまうので、専門サイトを閲覧される事を薦めます。
「SHARK^3 (TOP → サメ類 → 事故を防止する)」というサイト様が詳しく、わかりやすく書かれています。
最後になりましたが、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様には心からお悔やみ申し上げます。
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