「ニシキヘビ」
日本、及び海外でのニシキヘビに関するニュース&コラム。 |
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南米に生息するアナコンダと並び、「最も危険なヘビ類のひとつ」と呼ばれるのが、アジアに生息するアミメニシキヘビや、アフリカに生息するアフリカニシキヘビだ。
当然ながら、日本の自然下に生息するヘビ類ではないが・・・
飼育下から逃げ出したり、すてられたりしたニシキヘビの捕獲情報が日本国内でも相次いでいる。
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「爬虫綱>有鱗目>ボア科>ニシキヘビ亜科」に属するヘビ類の総称で、主にアジア、アフリカ、オセアニアに分布する。
代表種としてはアミメニシキヘビ、アフリカニシキヘビ、インドニシキヘビ、ビルマニシキヘビ、アメジストニシキヘビなどが知られており、総じて大型化する事が特徴になる。
最大級となるのは東南アジアの熱帯雨林や耕作地帯に生息するアミメニシキヘビで、最大個体は全長10m前後、体重100kg以上にも達する。
その一方ではボールニシキヘビ(別名:ボールパイソン)や、ミドリニシキヘビ(別名:グリーンパイソン)などの小型種も知られており、通常の全長は1〜1.5m程度となる。
ボールニシキヘビ
画像:「イーコラム(大阪市立天王寺動物園で撮影)」 |
時折、アナコンダとニシキヘビが同一視される事があります。
どちらも大蛇の代名詞的存在である事から混同されたり、スリランカではアミメニシキヘビの事を現地語(タミール語)で「anaik-konda」と呼ぶ事から、アナコンダの英名である「Anaconda」と誤解されたとする逸話もあるようです。
また、どちらも「ボア科」に属し、それ以上の分類は不必要だとする学説がある事は確かですが、ボア科の事を「ボア」「パイソン」とも呼び分ける昨今では違和感を覚える事も確かです。
更なる分類をした場合には、中南米に分布するアナコンダは「ボア科ボア亜科(通称:ボア)」に分類され、アジア、アフリカ、オセアニアに分布するニシキヘビは「ボア科ニシキヘビ亜科(通称:ニシキヘビ、あるいはパイソン)」に分類されるので、当サイトの作成スタイルは「アナコンダとニシキヘビは別だ」という事になります。
平成2年9月3日、青森県むつ市。
開催中の大爬虫類展から体長約4mのニシキヘビが逃げ出したが、4日後の9月7日に近くの川にいたところを発見、捕獲されている。
平成7年6月30日、埼玉県狭山市。
市内に住む男性が「入間川河川敷で体長3.6mのアフリカニシキヘビに逃げられた」と狭山署に届出。
翌7月1日より捜索が開始され、翌日に300mほど下流で発見、捕獲されている。
平成13年6月28日、京都市左京区。
パトロール中の下鴨署員が、路上にいる体長約2mのニシキヘビを発見。
ヘビは草むらに逃げたが、署に応援を要請して5人がかりで捕獲した。
平成17年9月5日、埼玉県上尾市。
鴨川の土手で発見されたのは体長約4mのビルマニシキヘビだった。通報により駆けつけた上尾署員5人が川に逃げようとするヘビを捕獲した。
平成17年10月5日、東京都品川区。
午後7時ごろ、民家の主婦が布団を出そうと押入れを開けたところヘビがいた。
通報により駆けつけた荏原署員2人が捕獲したところ、体長約1mのニシキヘビだった。
平成17年10月7日、東京都町田市。
自宅の玄関前にヘビがいるのを主婦が発見、町田署に通報した。駆けつけた署員が捕獲したところ、体長約1.2mのニシキヘビだった。
日本の各地からニシキヘビの捕獲情報が寄せられていますが、人やペットなどへの被害報告を聞く事がなく、幸いだったと思います。
実際にニシキヘビを飼っている人から見れば大袈裟なように思えるかもしれませんが、海外から伝えられるニュースを見る限りでは、対岸の火事のようにも思えません。
全てのヘビ類は肉食性という事からも想像できるように、野生のニシキヘビが分布する国々ではペットであるイヌやネコ、家畜であるヤギやニワトリなどが襲われる事は珍しくない。
更には、人が襲われるという事件までもが発生している。
1995年9月5日、マレーシア・ジョホール州。
ゴム園で働く男性が体長約7m、体重約140kgのアミメニシキヘビに襲われて亡くなっている。
「自然下と飼育下では個体の大きさが違う。飼育下では人を襲うほどの大きさにはならない」と思えるかもしれませんが・・・
2003年、バングラデシュ。
亡くなった女性を襲ったのは、体長約3mのインドニシキヘビだったという事です。
本来、野生のニシキヘビがいないはずのアメリカでも・・・
2005年10月、フロリダ州エバーグレーズ国立公園。
「ワニを丸呑みしようとしたヘビがパンク!」というニュースが伝えられています。
体長約2mのミシシッピワニと体長約4mのビルマニシキヘビだったという事から、体長3〜4mのニシキヘビともなれば、人を襲う警戒レベルに達しているようにも思えます。
また、同国立公園にはすてられたニシキヘビが繁殖しており、過去2年間で150匹以上のニシキヘビが捕獲されているとの事です。
2007年1月、マレーシア・クアラルンプール。
捕獲されたニシキヘビは全長7.1m、胴回り60cm。
過去3ヶ月間で、11匹の番犬を呑み込んでいた事が判明したそうです。
管理人は幼少の頃、長崎県の五島列島(福江島)に住んでいました。
当時はかなりの田舎でしたので、日本産のヘビであるアオダイショウは見慣れていました。
アオダイショウは自宅の屋根裏に棲みついていて、移動する際の「ザー、ザー」という米粒をひっくり返したような音を今でも忘れられない程です。
そんな或る日、従兄弟(いとこ)がアオダイショウに襲われるという事件が起こりました。
アオダイショウは全長1〜2m。毒もなく、危険なヘビではないと思いますが・・・
従兄弟は草むらにいたアオダイショウを偶然にも踏みつけるか、蹴りつけるかのような形になってしまい、アオダイショウを刺激する結果になってしまったようです。
国内のニシキヘビに関するニュースを見ていると、「逃げられた」というケースが圧倒的に多いようです。
ニシキヘビが常にどう猛で危険な動物であるとは思いませんが・・・
管理人の従兄弟のように、結果としてニシキヘビを刺激してしまうような偶然が起こらないとは限りません。
「万全の上にも万全を・・・」という願いを、このページの主旨にしています。
参考サイト:「ニシキヘビ - Wikipedia」
参考資料:「(新聞、テレビ等の)一般ニュース」
2007/09/01 NEW (イーコラム)
2005/11/21 旧サイト(危険動物JAPAN) |
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