UMAコラム〜未確認生物

「コンガマトー(オリチアウ)」

アフリカで目撃される翼竜型UMA「コンガマトー」と「オリチアウ」について!
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アフリカの翼竜型UMA分布図の画像
コンガマトーとオリチアウ?


コンガマトーとオリチアウについては「同一種である」とする説と、「亜種関係である」とする2つの説があるが、当サイトでは分布域と体型的な特徴の違いから、後者の亜種説に基づくページとしています。
まず、分布域について見てみると、コンガマトーはザンビア共和国(旧名:北ローデシア)周辺に分布し、オリチアウはカメルーン共和国周辺に分布すると伝えられている。
また、翼開長1.2〜2.1mのコンガマトーに対して、オリチアウの方が明らかに大型であり、翼開長は3〜3.6mにも達するとされる。
アフリカの翼竜型UMA分布図 作成:イーコラム
白地図: 「世界地図・日本地図の白地図を無料ダウンロード!」様 


上図の「アフリカの翼竜型UMA分布図」について補足すると・・・
ガーナ共和国でも「ササボンサム」と呼ばれる翼竜型UMAが目撃されており、こちらも「コンガマトーやオリチアウの亜種、あるいは近縁種ではないか?」とみられている。
ササボンサムはオチリアウよりも大型で、翼開長は6m前後にも達すると伝えられている。
また、上図の黄色い塗りつぶし部分はセネガル共和国だが、こちらの国では「ジーナ・フォイロ」と呼ばれる飛行型UMAが目撃されており、その外見的特長は「翼竜のような生物・・・」であるとも伝えられている。



コンガマトーの目撃情報


1923年に出版された「In Witch-Bound Africa」の中で、著者のフランク・メランド氏がコンガマトーについて触れている。
それによれば、コンガマトーはMwinilunga地区(ザンビア北西部州)の一部の湿地帯に生息する飛行性生物であるとの事だが、鳥類のような羽毛はなく、赤みがかったトカゲのような皮膚と、翼開長1.2〜2.1mに達するコウモリのような翼を持っていると記されている。
また、コンガマトーのくちばしには鋭い歯が並んでいるとも記されており、この点でも現生鳥類とは大きく異なる。


1956年。エンジニアのJ.P.F.ブラウン氏はバングウェウル湖(ザンビア北東部)の西側、Fort Roseberyと呼ばれる場所で「2匹の翼竜のような生物を目撃した」と報告している。
「翼開長は1m前後、くちばしには歯が並んでいた!」とも伝えている。



オリチアウの目撃情報


1932年。米国の動物学者アイヴァン・T・サンダースン氏率いる動物調査チームは、カメルーンのアスンボ山岳地帯にいた。
そして、サンダースン氏が大きなコウモリを撃ち落とし、それを拾いに川に入った時の事だった。
謎の飛行生物がサンダースン氏目がけて急降下・・・。
それに気づいた同僚のジョージ氏が「危ない!」と叫んだ時には、その飛行生物はサンダースン氏の目前にまで迫っていた。

飛行生物からの攻撃を辛うじてかわすことのできたサンダースン氏が見たものは、ワシよりも大きく(翼開長3m以上)、くちばしには鋭い歯が並ぶ翼竜のような生物であり、歯と翼から「ギュッ、ギュッ・・・」という音を鳴らしていたと報告している。
また、サンダースン氏達がその生物について地元民達に尋ねたところ、彼らは「オリチアウだ!」と答え、脅えながら逃げ出して行ったと伝えている。



コンガマトー、オリチアウの正体は?


翼竜生存説
コンガマトーとオリチアウ。体躯の大きさに差はあるものの、伝えられる情報から翼竜の生き残りを想像してしまう。
実際に、前述のフランク・メランド氏が地元民達に翼竜「プテロダクティルス」の想像図を見せたところ、彼らは「これはコンガマトーだ!」と話したという逸話も伝えられている。
全般的には歯は退化〜消失する傾向にあるプテラノドン類(翼指竜亜目)に分類されるプテロダクティルスだが、プテロダクティルスには歯があった。ちなみに、プテラノドンには歯はない。
また、プテラノドン類は尾の短い事が特徴でもあり、プテロダクティルス属の最大種(翼開長2〜2.5m)であれば、下のイラストのイメージに近いとも思われる。

一方、「コンガマトーやオリチアウには歯がある」という情報から、ランフォリンクス類(嘴口竜亜目)に分類する説もある。
別名「長尾型」とも呼ばれるように、長い尾を持つ事が特徴でもあるランフォリンクス類ではあるが、「アヌログナトゥス」などのように尾の短い種類のランフォロンクス類もおり、イメージ的には下のイラストに近いようにも思えるが、アヌログナトゥスの翼開長は50cm程度であり、神社や街中などで見るハト(ドバト)ぐらいの翼開長でしかない。
* 「ランフォリンクス類」と「プテラノドン類」については、当サイト「翼竜伝説」で書いています。


ただ、それ以前の問題として「翼竜が生きているなんてバカらしい・・・」という一般論が立ちはだかる事になるが、その点については動物学者の実吉達郎氏が下記のような見解を示している。

カメルーンのような大密林地帯では、風は防がれ、鳥類は森林鳥と呼ばれるものだけが翼竜類の生存競争相手になるに過ぎません。(中略)
密林の気象条件は中生代の頃から、あまり変化しませんでした。(中略)
一番恐ろしかったのは豪雨、寒気、そしてアフリカの猛烈な干ばつでしたが、大密林という防護壁が彼ら(翼竜)を守ってくれたのです。
「UMA解体新書 (著)実吉達郎」様より引用

コンガマトー 画像: 「Mysteries Creatures」様 


もちろん、上記の理論の現実性は限りなくゼロに近いものではあろうが、「完全なゼロではない・・・」と思えてしまうところに一筋の光明というか、実吉氏の偉大さと遊び心が同居しているようにも思われる。UMA好きの一個人としては、それで満足です!
同様に歯のある鳥類、絶滅した古鳥類のひとつである「エナンティオルニス類」の生き残り説にも使えそうですが、エナンティオルニスは翼開長1m前後という事で、強引にプッシュしても「辛うじてコンガマトーの一部にのみ該当できるのかな?」というレベルに終わりそうです。


オオコウモリ誤認説
実は、「コンガマトーを見た者は死ぬ・・・」という現地情報もありますが、この事を途中で書くと「コンガマトーは妖怪か?」とか「あまりにもバカらしい!」というような誤解を招きそうに思えたので、敢えてここに書く事にしました。
個人的な解釈をすると、コンガマトーを見た瞬間に死んでしまうという類の話ではなく、(一部の)コンガマトーと遭遇した者はやがて衰弱死してしまうという話ではないかと思います。

こう書くと、UMA好きの皆さんならピンと来るかもしれませんが、セネガル共和国の「ジーナ・フォイロ」と同様な現象です。
その事について、旧サイトではジーナ・フォイロの正体のひとつとして「オオコウモリの誤認説」を上げ、下記のように書いています。

「ジーナ・フォイロと遭遇した人は体調が悪化する」という事だが、オオコウモリは危険ウィルスの自然宿主となる事もあり、実際に多数の死者が出たニパウィルスは一部のオオコウモリが原因とされている。
見慣れないオオコウモリと新種のウィルス・・・。「ジーナ・フォイロ」という名の、人類への警告とも受けとめる事ができる。


つまり、「コンガマトーを見た者は死ぬ・・・」という現地情報は、コンガマトーというUMAの名を借りた自然界からの警告なのかもしれません。
また、オオコウモリの最大種である「ジャワオオコウモリ」や「フィリピンオオコウモリ」などの翼開長は1.7m以上にも達する巨大さであり、目撃者にとっては「翼竜のような生物・・・」として誤認される可能性は低くないと思われる。
更に、コンガマトーやオリチアウの目撃情報が寄せられる「ザンビア共和国」や「カメルーン共和国」はオオコウモリの分布域でもあり、未知種の巨大なオオコウモリが生息する可能性は否定できないように思える。


現生鳥類誤認説
ザンビア共和国のSwampy区域では2種の希少種が知られている。1種はハシビロコウ(左の画像)であり、体高1〜1.2m、翼開長2〜2.5mに達する。
もう1種はクラハシコウであり、こちらも体高1.4〜1.5m、翼開長2.4〜2.7mに達する。
これらの大型鳥類が誤認されたとする説となり、けっこう有力視されているようです。
ハシビロコウ 画像:「動物の恋人」様



画像(コンガマトー)&参考サイト:「Mysteries Creatures」様
画像:ハシビロコウ 「動物の恋人」様
画像:アフリカ白地図 「世界地図・日本地図の白地図を無料ダウンロード!」様
参考資料:「UMA解体新書 (著)実吉 達郎」様

2007/09/01 NEW (イーコラム)
2005/03/12 旧サイト 


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