ジャイアントモア
1770年頃に絶滅したとされる恐鳥ジャイアントモアの動画と解説! |
分類:鳥類>モア目>オオモア科
分布:ニュージーランド
「モア」とは、モア目に属する鳥類の総称で、ジャイアントモア、エレファントモア、コモアなどの12種に分類されています。(注・分類については諸説あり、12〜25種の間で整理されているようです)
最大種であるジャイアントモアは「史上最大の鳥類」とも呼ばれ、体高3〜3.6m、体重250kg前後にも達したと推定されていますが、これはアフリカゾウの体高3〜3.5mを凌駕する巨大さであり、これ程までに巨大化した原因はニュージーランドがもつ生態系の特異さにあったと考えられています。
約1億年前〜8000万年前にオーストラリアから分離したとされるニュージーランドにはライオンやトラ、オオカミなどのような肉食哺乳類はおらず、鳥類にとっては楽園のような場所だったようです。
そのような中でジャイアントモアは巨大化し、ゾウやキリンのような大型の草食哺乳類が占めるべき位置を獲得した鳥類だとされ、学名では「恐鳥」を意味する"Dinornis(ディノルニス)"と呼ばれます。
天敵もやはり鳥類で、ハルパゴルニスワシ(ハースト・イーグル)であったと考えられています。
ハルパゴルニスワシは翼開長2.5〜3m、体重10〜14kg。
タカ目タカ科に分類される猛禽類で、ニュージーランドの食物連鎖の頂点を占めていましたが、モア類の減少〜絶滅に伴い、約500年前には絶滅したと考えられています。
ちなみにハルパゴルニスワシは、現生鳥類でいうと「最強の猛禽類」と呼ばれるオウギワシ(翼開長1.7〜2m)を更に強大にしたような外見と生態であったと考えられています。
一方、ジャイアントモアが絶滅したのは「つい最近・・・」ともいえる1770年頃だと考えられていますが、近年でも目撃情報が寄せられています。
例えば、ジャイアントモアが分類学的に記載されたのは1840年ですが、記載者である大英博物館のリチャード・オーウェン氏の論文によれば、クック海峡(ニュージーランドの北島と南島の間の海峡)の島々には生存する噂がある事を書き加えています。
1860年には南島の山岳地帯から目撃情報が寄せられ、同島の西部からは新しい足跡を見つけたという情報が寄せられています。
最近では1994年に目撃情報が寄せられていますが、シカを誤認した可能性が高いようです。
また、1996年にはオーストラリアの博物学者達による調査が南島で行われていますが・・・
「南島には広大な原生林が残されており、ジャイアントモアが生存する可能性を否定できない」と語る学者もいます!
| MDS Advanced 3D School 2007 - The Giant Moa |
ニュージーランドの北島、オークランドにある「メディアデザインスクール(Media Design School)」の生徒達による卒業作品という事らしいですが、素晴らしいの一言です。
川べりで水を飲むシーンや歩き方などを見ていると、「ジャイアントモアが生き残っていたら、この動画のような生態だったのだろうな・・・」と感慨深くなってしまいます。
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